りんご歯科クリニック HOME > ブログ > インプラント治療体験記⑤上部構造の型取り
2016年01月06日
こんにちは、インプラントコーディネータの城田です。
11月7日の土曜日に、私自身がインプラントの植立手術を受けました。
インプラント植立手術後は、オッセオインテグレーションという作用によって、
インプラント体と顎の骨がしっかりと結合するまで、少しの時間が必要です。
個人差もありますし、使用する材料や手術の方法などによっても変わってきますが、
下の歯は約1ヵ月半くらい、上の歯は約2ヶ月くらいが目安になると思います。
目安の時期が来たら、いよいよインプラントの上部構造の型取りをします。
私の場合は、丁度その時期が年末ぎりぎりでしたので、年が明けて昨日型取りをしてきました。
型取りを終えて思うのは、
「もしかしたら植立手術よりも型取りの方が大変かもしれない」
ということです。
インプラント上部構造の型取りには、通常のものよりも精度が高く変形の少ない材料を使用します。
しっかりと固まる材料なので、歯の方にもがっちりくっついていて、
取り外すときも通常のものよりも引っ張られる感覚がとても強かったです。
また、固まるまでの時間も6分と長いので、痛みなどは全く無いのですが、
唾液の分泌量が多く型取りの苦手な私には、かなりの苦痛でした。
次回はいよいよインプラントの上部構造が完成します。
仮歯の間も不便なことは全くありませんでしたが、とても楽しみです。